2005-01-01から1年間の記事一覧

シアターBRAVA!から連絡があり、定期券を拾得したとのこと。授業後引きとりに行く。芝居イコール「一回限り」という先入観が少なからずあるが(これが正当かどうかはともかく)、昨日とほとんど客層も入りも変化のない雰囲気は逆に新鮮というか不思議だった…

考えたんだけどさァ...もう考える必要もないやって。

午後からクド監『真夜中の弥次さん喜多さん』を観る。岩松了から楳図かずお、麻生久美子まで贅沢すぎる。役者の存在感を吹き飛ばすほど破綻した(ダイナミックな?)筋や演出が最後まで続けば..!サントラ欲しい。 夕方よりシアターBRAVA !にて『桃井かお…

オリヴィエ・アサイヤス監督『demonlover』、ブルーノ・ボツェットBruno Bozzetto『ネオ・ファンタジア』を観る。第七芸術劇場にて。

アセンス発見

バイト後、「竹尾ペーパーショー」に行く。05年度のテーマは「Color in Live」。気になった展示をいくつか。まず永井裕明、成旺印刷、トミサカの「TOUCH A to Z」。各文字に対応した26のモチーフが高度で繊細なエンボス加工によって表示される。モチーフ…

既に見た――

奥能登のもずくとまめご飯とキリンラガー。初夏である。シティーボーイズPresents『La Hustle KINOKO Show』仲良し喧嘩腰。マッシュルームエンジェルス「任務、完了!う〜んと些細なことも大問題に!。火に油を注ぐだけ注いでいなくなる!。マッシュルームエ…

S(小)サイズ

バイト後日本橋とジュンク堂を巡る。東京巡礼に向けてデジカメが欲しい。帰り際にマクドでポテトLを買って食べながら歩く。

五層コートがゆっくりとけて腸に効く

昨日よりmixiに登録。 気になった本『行動主義―レム・コールハースドキュメント―』 西洋の教会建築に代表されるように、古代から近代、そして現代においても建築は、外界の渾沌とした現象、思想(≒自然)を区切ることで内部「空間」を形成し、外部とは切り離…

屋根の線、稜線、雲の線

ガルシア・マルケス『エレンディラ』読了。

グルーミー

「ヤン・ヤンセンの世界」展(西宮市大谷記念美術館)にいく。靴は外側(右の靴なら正面から見て左側から)からの方が何となく見栄えがよい気がした。ヤンセンの夥しい実験のようなデザインには圧倒されたが、展示の面で不満が残る。展覧会としての切り口を…

theエッセイ 第○●回

昨夜レンタルビデオ屋に行こうと深夜0時頃玄関で靴を履き替えていると、突然忘れていた記憶が浮かんだ。小学校5、6年頃のことである。家族が寝静まると息を殺して、靴を履き、扉をあけ、マウンテンバイクに乗って家を出たのである。校区のちょうど重心に…

日本のベニス

国立国際美術館で開催中の『シュテファン・バルケンホール展』『コレクション1』に行く。現代美術を芸術たらしめる要素としてかならずしも「美しさ」や「快さ」は必要では無いとされている。が、彼の作品は心地よく、なおかつ様々な問題を投げかけてくれる…

羅生門、髪抜きの老婆と目が合う。

午後から京阪に乗って京都に行く。 「through the surface:表現を通して―現代テキスタイルの日英交流」(京都国立近代美術館)気になったのはどの作家(デザイナー?)も襞を制作過程の重要な要素として採用している点だ。それらは数学的、幾何学的に反復さ…

カバブ

食博に行く。こういうなんとかショーの類いに出店する企業体や自治体、個人商店は全体性といったものの見えないところで、ブースなり企画なりを作り上げているように思う。でかい舞台を組み上げ美女が新商品の性能を謳いあげているすぐわきの三重県のブース…

「週末パーフェクト釣り情報」

今日観た映画『コンスタンティン』(監督フランシス・ローレンス)、『海を飛ぶ夢』(監督アレハンドロ・アメナーバル)

鼠の前のキリスト

今日観た映画『怪談新耳袋』。「約束」(監督雨宮慶太)のラスト巨大な女はやっぱり望月峯太郎『座敷女』がモデルなんだろうか。「ヒサオ」(監督平野俊一)は関西弁の醸し出す生活感、日常的な台詞からぬらっとした<水>の演出とともにじわりと滲み出す狂…

ひた

「自分の今いる位置を明らかにすること(何から、誰から影響を受けてここにいるのか)、創造のプロセスと型を意識すること(創造の科学、論理的展開)、人や事物の背後にある関係性を見い出し繋げていくこと」「課題毎に作品を完成させるくらいの意識で臨む…

ニュータウン平方

岡本太郎『今日の芸術』読了 初版は1954年である。彼の芸術概念は当時の人の目にはどう映ったのか。現在のわれわれの位置から、純粋な美的感動、全て人がもつ精神、そして何よりも芸術、創作活動に対する信念を単に無邪気なものと考えてよいのだろうか。 (…

堂々と迷う。

09:30 出発、難波に向かう 11:00 堀江 散髪 12:00 心斎橋 古本屋にて文庫本三冊購入 藤枝静男『田紳有楽/空気頭』、色川武大『怪しい来客簿』、ガルシア=マルケス『エレンディラ』 13:00 松屋町 谷町五丁目公園で休息 14:00 大阪城公園 レストハウスできつ…

グリーン

今日観た映画『ローレライ』(樋口真嗣監督)

洒落てる、洒落臭い

最近の若者は変わったとか、日本の暮らしが失われたとか言うようにはできるならなりたくない。自分は蚊帳の外だから責任はないと聞こえる。百歳の老人も、たった20年前の老人と同じ死に方すらできないだろう。『阿修羅城の瞳』(滝田洋二郎監督)を観る。…

水色の水

思い立って泳ぎにいく。土曜日の午前にしては空いてる。息つぎをするとプールサイドの喧噪と水のうねる音が交互に聞こえる。昔から平泳ぎが好きだった。たぶんあの伸ばす感じとリズムが心地良いからだろう。たっぷり2km泳ぐが即、筋肉疲労。ヒー

15分

『ムーミン パペットアニメーション5』第48話 ミー「ジャコウネズミに会ったわ。うちが壊れたからここに招待しといた。」 ムーミンママ「ジャコウネズミさんてどなた?」 ミー「哲学者よ。世界の終わりがドアのすぐそこまで来てるって言ってたわ,,,世…

13分

東野圭吾『変身』読了。 人間が人間であるために必要なものの多くが実は機械や他人の臓器で代用可能なのだとしたら、自分が自分であるために必要なものはなんだろうか。この小説の主人公純一が与えた答えは「足跡(小説の中では絵画)を残すこと」である。し…

菜種梅雨

「春になったら腹がへる」と今日会った友人が言う。例年聞いてる覚えがあったので、なんということもなく聞き流したが、よく考えてみるとそんな気もする。春は色んなことが移って変化するとき、そりゃ出した力の分食べないと。 今日観た映画『エターナル・サ…

spell out 辿る

小さい頃はどんな風に絵を描いてたか記憶を辿る。今改めて思い返すと結構おもしろいのを描いてた気がする。たぶん全体の構成とか全く考えず、ひたすら写生したい対象の細部のみに集中して見、写す。出来上がった絵は、画面から半分はみだしてたり、右手が左…

はさみーマン

ラーメンズ第15回公演『アリス』観劇。 ラーメンズについても公演についても何も語るまい。ていうか語れない。 マングース対ハブだか毒蛇だかの決闘を目の当たりにしたような、完全な不完全である。

京都にて

午後から京都入り。京都シネマで『理由』(監督大林宣彦)を観る。B級映画的嘘くささ、例えば時代がかったセットのセットぽさ、トーンの飛躍、高層マンションの3DCGの3DCGくささが気になる。人称の問題。おそらく映画での人称の決定は単一のショットではな…

G

大学の四年間の力はすごいと思う。少なくとも、いまのぼくの思考回路の多くはこの時期に繋ぎあわされた。でも他の可能性を押し殺してしまってるような気にもなるときがある。さっきNHKでゴッホとゴーギャンの特番があり、同時期に制作された二人の作品を比較…

エスプレッソ王子

シティ.ボーイズ「PAPA SEMPLICITA」を観る。 「お茶受けの一言、東急ハンズにいるカップル男は楽しげ、ドン・キホーテにいるカップル二人で楽しげ」あー 「ラーメン屋とおやじ、1/1再現アート」もおもしろいけど、やっぱきたろうかなあ。

今日観た映画『パペットマスター』『誰も知らない』