袋の色

久しぶりの朝から夜まで続く休日。
たっぷり寝て、起きて、同居人と昼飯を食べに出る。風が暖かい。1月と2月の差より、2月と3月の差の方がだいぶ大きい。
大倉山の駅横の坂道の途中にある店は珈琲屋やと思ってたけど、実はパン屋だった。クリームパンと何かの種パンを買って、坂を登り、大倉山公園へ。会館の地下の自販機でコーヒーを買って、裏手に周り梅林近くのベンチで子どもに囲まれながらパンを食う。子どもはおばあちゃんに話しかけながら滑り台を滑る。走りながら話しかける。おばあちゃんは子どもの靴を両手に持ち、何も話さず動向を見ている。パンを食べ終えて、少し歩く、線路の上を人がやっとすれ違える位の細い橋がかけてあって、そこを渡ると古本屋がある。ぼくは何も買わなかったが、同居人は2冊買ったようだ。駅まで歩いて、同居人と分かれる。2時間ほどマンガ喫茶ガンツとか読む。外に出ると日が沈んでいる。スーパーでゴーヤーとうどんを買う。ツタヤでハリーポッターの最新をレンタルする。家に帰って、御飯を作る。もう一人の同居人が仕事から帰って来て、一緒に食べながら映画を見る。それから、少しゲームをする。
たまの休みだろうが、毎日が休みのようなもんだった2年前と何も変わらない。散歩、古本屋、ツタヤ、料理。ぼくの生活圏にはツタヤとBOOKOFFとスーパー、あとちょっとおいしいパン屋があればそれで十分かもしれない。おだやかな夕方。もしくは人のいない夜の県道。ツタヤの青い袋とBOOKOFFの黄色い袋とスーパーの白い袋を下げて、家に帰る。

昨日観た映画:ノーカントリー