つねられたとき位の痛さ

一週間ほど前からの腕・脇の痛みはどうやらヘルペスによるものだったようだ。詳しいことは病院に行って診断してもらわないとわからないが、母いわく昔罹った水疱瘡菌が、体力の低下によって再び暴れ出すのが原因とのこと。確か水疱瘡に罹ったのは保育園3歳くらいのとき。よくもまあ今まで粘り強く潜伏していたのだと感心するとともに、体の中には他にもたくさんの菌なんかが蓄積していってて、言ってみれば24年間の保菌によって自分の体が構成されているような気すらした。潜伏者は普段どこに隠れているか全く検討もつかないが、たしかに中に居り何かのはずみで顔を出す。
昨日は2年と3カ月働いたバイト先の送別会だった。これまでで最も長くお世話になった。その間、様々な人とすれ違ったが、特に上司、同僚との出会いによって受けた影響は大きかった。たぶんそれは何か特別な出来事があったからというよりは、人と話し、仕事して、交差するなかで、自分自身によって自分の予想もしない方向へ自分をつくっていくようなものだったと思う。間違いなくこの場でしか出会えなかった人たちがいる。自分の知らないたくさんの世界の断片を見せてくれたこの場所と友だちに感謝。
最近読んだ本:さそうあきらトトの世界』、くらもちふさこ天然コケッコー』、筒井康隆筒井康隆全童話』