グリンピース

昨日の最終で帰阪。朝起きて祖母の転院に立ち会う。昨年の九月から九ヶ月間お世話になった病院を離れ、老健施設へ。一ヶ月前の姿からは想像もできないほど元気になった祖母は、杖をついて一人で歩き、同室の方や看護師さんへ挨拶をし、血色の良い顔色で車に乗り、新しい場所へ向かった。施設は明るく、匂いも全くないし、部屋も障子があって、病院とはかなり違う雰囲気。ここでリハビリに励み、帰宅を目標にがんばるわけだが、願わくば祖母にとっての今現在も満ち足りたものであってほしい。
甥と昨日は初対面した。今日になって起きている姿を見て、寝るまで抱いた。大島弓子のマンガであったように、「なにもかもあの世とこの世に全てを預けきって」眠る姿は清々しい。そして腕に感じる新生児の確かな熱が頼もしい。