初夢

どこかのビルの廊下で、重役らしい男性と商談を交わしている。「こんな場所ではなんですので」、ということで移動することになるが、あいにく夕方5時過ぎの帰宅ラッシュでエレベーターは超満員。このビルが地下鉄の駅へ直行していることもあるのだろう。ぼくは階段を使うことにし、男性とは1階のロビーで待ち合わせることにする。階段を4階分ほど下りて、人の流れを眺めながら彼を待つ。
あるいは樵の山小屋に泊めてもらう。樵の家は父と幼い娘の二人だけで、母親はいない。ぼくは事情を説明し(ぼくは財宝を探し歩いていて、いくつかの職業に身をやつし、旅を続けているのだ。)、一晩の宿と食事をふるまわれる。「ここからも見えるあの、かなとこ山の梺にあるというエルドラドを目指しているのだ」と言うと、少女が「そんなものあるわけない」と大声で馬鹿にした。カッとなり、「人の夢を笑う資格は君にはない」とこちらも大声で言い返す。父親は申し訳なく思ったのか、見送る直前身銭をいくらか融通してくれた。

という夢をゆうべ見た。ファンタジー