元気です大阪□

exterior2005-06-03

東京巡礼vol.2
友人z宅は閑静な住宅街の直中にあった。重い荷物と駅前で買った鮭弁当を下げて20分ほど歩く。マンションの前まで来ると、ネコが迎えてくれる。友人の部屋はドラマのようなトレンディさで、ハイカラで罰があたりそうで、でもその部屋でzは以前と変わらず飄々と生きている。翌朝六時ころに起床。環七沿いを少し歩き、ampmまで買い出し。サンドイッチ×2、コーヒー×3などを買う。友人を見送ってから少し遅れて出発。確か駅前まで、ドイツストリートとかいう通りを歩く。まず前日に行き損ねた原美術館に向かう。品川で降りて、金券ショップを探し歩き、ほどなく発見。友人Kは新幹線、ぼくは高速バス券を購入。友人が品川で引き換えている間、さきに美術館に向かう。開催中の展覧会は「タピエス―スペインの巨人、熱き絵画の挑戦」。デュビュッフェにも似た、暑い、彫塑のような表面を持っている。顔料以外にも日用品等様々な画材を塗り、重ね、引っ掻き、削る。十字架といったモチーフがどのような象徴的意味を背負わされているのかに悩む。原美術館にはその他、奈良美智須田悦弘、ジャン・ピエールレイノーらのパーマネント展示もある。品川駅まで戻る途中の蕎麦屋で昼食。これまたヒット。その後ICCに向かう。「 オープン・ネイチャー|情報としての自然が開くもの」。無響室初体験。ロバート・スミッソン《スパイラル・ジェッティ》、高嶺格《海へ》、アンジェラ・デタニコ+ラファエル・レイン"Flatland"の音の用い方。ここで友人Kと別れ、新宿で丸の内線に乗り換え銀座へ。


バイト後堀江のカフェで友人Mと話し込む。帰りの電車で『ガラスの仮面42巻』を読む。